2019年12月28日、29日の2日間に渡りFOGOJAPANは韓国のラクロスチームと交流を行い、とても有意義な時間を過ごしました。
きっかけは香港オープンでの出会い
この交流のきっかけとなったのは2019年4月に香港で開催されたHong Kong Lacrosse Open 2019です。FOGOJAPANは初の参加にして優勝、という輝かしい成績をおさめました。最終日の夜の交流会では多くのチームと交流しましたが、特に友好的な関係を築くことができたのが、今回の交流で主体となってくれた韓国外国語大学(通称:HUFS)です。別ブロックだったため、直接的な関わりはありませんでしたが、韓国のラクロスチームにおいて、日本のチームは興味深く、また参考になると熱心に話をしてくれました。我々FOGOJAPANの理念は『日本のラクロスを世界へ』です。日本のラクロスに強い関心を示してくれるHUFS。そんなHUFSと交流することはまさにこの理念にふさわしいものだと考え、遠征の話を持ちかけたところ、二つ返事で引き受けてくれ今回の遠征が実現しました。
『日本のラクロスを世界へ』の理念に二十余名のラクロッサー達が賛同し参加してくれました。集まったのは学生から社会人、北海道から関西で活動する年代も経験も多種多様なメンバーです。
DAY 1
1日目はHUFSの代表の案内でHUFSの活動拠点である韓国外国語大学校に訪れ、合同練習を行いました。メニューの合間に意図や、コツなどを聞くHUFSの真剣な眼差しがとても印象的でした。Hong Kong Lacrosse Open 2019で大会MVPとなり活躍した斎藤の事を日本語で「先生!」と呼び特に慕う場面も見られました。言語の壁そして慣れない環境ながらもお互いに刺激しあいメニューをすすめていきました。その姿は、ラクロスを好きなもの同士で心からラクロスを楽しみつつも、少しでも上手くなろうと貪欲に技術を学ぶ覇気に溢れ、アジアのラクロスの可能性を十分に感じるものでした。その日の夕食はHUFSとFOGOJAPAN合同の食事会を行いました。プルコギを囲み拙い言葉ながらも会話し、何度も笑い声が響きました。
DAY 2
2日目は、前日に合同練習を行ったHUFSと韓国の有志が集まったチームと我々FOGOJAPANの三つ巴の試合が開催されました。Hong Kong Lacrosse Openでもとまどった日本と違うジャッジや環境、くらいついてくる韓国両チーム。しかしそれをものともしないFOGOJAPAN!2試合とも10点以上の差をつけて勝利をおさめました。本気で向かってきてくれる韓国チームに、本気で応える。まだまだ韓国ラクロス業界は成長途中ではありますが、決して手を抜かず真摯に試合を行ったことで韓国チームに良い影響を与えることができたと確信しています。
その日の夜の打ち上げでは肩を組み、話に熱中し、笑い、長年の友のように過ごしました。別れを惜しむ場面では「Hong Kong Lacrosse Openで会おう!」という前向きな言葉が聞こえました。
そして香港ラクロスオープンへ
心からラクロスを楽しんだ2日間。この2日間はHUFSの協力があったからこそでした。我々FOGOJAPANを友好的に迎え入れてくれました。心から感謝しています。
今年のHong Kong Lacrosse Openはまた違うメンバーでの参加となります。FOGOJAPANの特徴ともいえる毎回違うメンバーで一期一会での活動。今から、次はどんな試合や交流ができるのかわくわくしています。HUFSとも再会できる日のためにも、それぞれの場所でラクロスに全力を尽くしたいと思います。
2日間ありがとうございました。