ノルウェー🇳🇴・オランダ🇳🇱に勝ち、ノックアウトゲーム進出!
グループリーグで2勝を収め、一位通過が決まりました。
これで一安心した日本代表は試合明けのオフをリラックスに使ってます。(待ちに待った洗濯の日!)
次の対戦カードはフィンランド🇫🇮
フィンランド🇫🇮対ノルウェー🇳🇴は見事、フィンランドが接戦の末勝ち、次の相手はフィンランドと決まりました。(色々あって日本がいるグループだけ2位もノックアウトゲームに通過)北欧はヨーロッパの中ではラクロスが盛んで、フィンランドに関しては2012U19W杯を開催してたり、インドアラクロスのユーロ杯も開催してます。手強い相手であることは確かです。
それでも日本は日本らしいラクロスをしっかりして、次のステージに進みたいと思います。
FILにルール変更がありました。
さて余談ではありますが、FIL国際ラクロス連盟加盟国の総会があり、男女のルールを合わせるべく変更がありました。男女のフィールドサイズが一緒になったことは去年話題を呼びましたが、今回の変更について紹介します!
※ これはJLAのルールが変更になったわけでわありませんのでご了承ください。
1. 女子の試合は12人から10人に
男子競技に合わせ、女子競技は10人になりました。女子競技についてあんまり詳しくないのでタニヤマのナッチャンに変更について後で聞いてみたいと思います。
2. プレイ時間を15分x4に変更
女子の前後半30分時間止めと男子の20分x4流しを合わせて、男女ともに15分x4時間流しとなりました。これで実質男子の試合は20分短くなったことになります。
初感として、練習試合で15×4の試合を何度もやってきてますが短いと感じてしまいます。果たして試合はよりハイペースになるのか、それとも時間が短くなったことでロースコアになってしまうのか?難しいところです。。。
3. 男子競技のクリア時にオーバーバックルールが適用となりました
クリア時にハーフを一度超えたら戻してはいけないルールができました。狙いとして試合をハイペースにし、ディフェンシブプレイを促す為と報じてますが、俺は異論です。
実際は14W杯のアメリカ対カナダの決勝でカナダが先制した後に敵陣にボールを運ばずに自陣でボールを持ち続けて時間稼ぎをするという戦術をとりました。この結果、アメリカはボールを取り返そうと敵陣に入り込みますが、結果ボールを取り返すことができず、返ってカナダのチャンスができてしまう場面まで発生しました。僕はアメリカがこれにイチャモンをつけて変わったのでわないかと推測してます。
また、実際にこのルールでライド時に守るエリアが狭くなったのでこのルールを使った戦術でボールを奪う新しいライドができるのではと思ってます。
4. 延長戦はアメリカのルールと統一し、サドンデスのみとなりました。
フルゲームをした後に点数が引き分けた場合延長戦に進みます。変更前まではまず4分の前後半をやり、勝敗をきめます。それでも決着がつかない場合にサドンデスになるしくみでした。今後は4分の前後半を行わずにそのままサドンデスに行く運びとなります。
これに関しては、前から4分の前後半に違和感を感じてたので丁度いいかなと思います。ラクロスは競技レベルが格段とあがってきており、NCAAの試合なんかでは一点差のゲームが多くなってきました。これによって決めたら終わりの波乱万丈を国際大会でも味わえるようになりましたね!
個人的には最近のシーソーゲームが多いトレンドからテニスとかピンポンみたいに2点差つけないと決着がつかないルールも面白いかなって思ってたりもします。(みなさんの意見、独自のルールのコメントでお待ちしてます!)
5. クィックリスタートのフル適用
これに関してはアメリカも日本も導入してるので異論なし。早いゲーム展開が売りのラクロスに笛が追いつかなければ意味がないです。
ラクロスはまだ変化が必要!
JLA理事長の佐々木さんの成田空港の出発式で仰りました、「ベンチャースポーツ」という定義が1番しっくりきます。ラクロスは歴史は長いもののまだまだマイナースポーツだし未熟です。
日本でもよく言われてますが、ラクロスを愛するのはラクロスを大学や高校などでプレーしたことのある選手やOBのみであり、一般のファンは非常に少ないスポーツです。
僕は今のルールのままじゃ複雑すぎて絶対にファンは増えないと思うし、オリンピック競技になることやプロ化を目指すのであればもっと観客目線での改善が必要と考えます。
このルール変更はそのビジョンに向けて小されども前であることは確か。サッカーのように全世界でプロリーグがあることは難しくても、全大陸に真剣に競技に取り組むトップリーグが存在してほしい。強豪国があれどもW杯で優勝する国がアメリカカナダ意外にもあってほしい。
そんなラクロスを作りあげるまではクリス逝けませんよ。